VSCode の Remote-Containers を使い、python 開発用の docker コンテナを作成し、そのコンテナ中で python のデバッグをできるようにします。
環境
- Ubuntu 20.04
- Visual Studio Code 1.56.2
- Remote Development 0.21.0
これらはインストールされている前提です。
設定ファイルの作成
コマンドパレットを開いて(Shift + Ctrl + p
)、Remote-Container: Add Development Container Configuration Files
を実行します。
Python3
を選択し、続いて Python のバージョンを選択します。
その後、Node.js をインストールするかどうか表示されますが、今回は必要ないのでチェックを外しました。
OK を押すと、以下のファイルが作成されます。
.devcontainer
├── Dockerfile
└── devcontainer.json
コンテナ起動
画面左下のマークを押し、Reopen in Container
を選択するとコンテナが起動します。
拡張機能のインストール
Remote-Containers を使う場合、VSCode の拡張機能もコンテナ用に別途インストールする必要があるみたいです。
devcontainer.json
の extensions
に記載しておけば、コンテナ作成時に自動的に拡張機能もインストールされるようです。
今回は設定ファイル作成時に Python を選択したので、最初から下記の2つが記載されていました。
"extensions": [
"ms-python.python",
"ms-python.vscode-pylance"
],
従って、コンテナを起動した時点で python
と pylance
は最初から入っているはずなのですが、何故か私の環境ではインストールされていません。
仕方がないので、手動でインストールしました。
手動でのインストール
まず、DEV CONTAINER
のところの雲のアイコンをクリックします。
ローカルにインストールされている拡張機能一覧が表示されるので、コンテナ内にインストールしたい拡張機能にチェックを入れます。
インストールが完了した後は一度 VSCode を再起動したほうがよいかと思います。
デバッグを開始する
あとはローカル環境で python のデバッグを行う場合と同じです。