Git で過去のコミットのメッセージを修正したい場合、出来れば TortoiseGit で行いたいなぁ~と思ってまとめてみました。
コマンドでやると vi とか使わないといけないので、私みたいなヘタレには敷居がちょっと高いです。
直前のコミットのメッセージを編集
これは簡単です。
コミットの画面で「最後のコミットをやり直す」にチェックを入れると直前のコミット内容を編集できます。
2つ以上前のコミットのメッセージを編集
リベースを使うことになります。
やり方はいろいろあるかもしれませんが、以下のやり方が一番簡単かもしれません。
ワークエリア内で右クリックし、[TortoiseGit] > [ログを表示] を選択します。
ここで、以下の画面内における「commit3」のメッセージを編集したいとします。
その1つ前のコミットを右クリックし、「"ブランチ名"をここにリベース(付け替え)」を選択します。
「強制リベース」にチェックを入れます。
コミットの一覧が表示されるので、メッセージを修正したいコミットを右クリックし、「編集」を選択します。
状態が「編集」に変わります。「リベース開始」をクリックします。
コミットメッセージが編集できるようになるので、メッセージを編集し、「Amend」をクリックします。
(コミッターを変更したい場合はこちらを参照)
「編集」状態のコミットが複数ある場合は、再びコミットメッセージが編集できるようになるので、同じようにメッセージを編集し、「Amend」をクリックします。
リベースが終了したら「終了」をクリックします。
ログを確認してメッセージが変更されていることを確認してみましょう。
尚、すでにリモートリポジトリにプッシュ済みのコミットのメッセージを変更した場合、強制的に Push する必要があります。
Push の際に、オプションで「把握外の変更」にチェックを入れて Push を行います。