オンプレミスで Docker 上で動かしている GitLab のバージョンアップを行いました。
また、その際にホスト OS も CentOS7 から Windows 10 に移行しました。
ちなみにバージョンアップは和声英語なので、アップグレードと言いたいと思います。
環境
移行前(アップグレード前)
- ホスト: CentOS7
- GitLab:8.12.1
移行後(アップグレード後)
- ホスト:Windows 10 Pro
- GitLab:10.1.0
バックアップとリストア
ホスト環境が変わるので、データをバックアップして、リストアする必要があります。
やり方はいろいろあるかと思います。
- 移行前に最新バージョンまでアップグレードしてから、データを移行する
- データを移行して、移行先でアップグレードしていく
何かあったときのために移行前の環境は残しておきたかったので、今回は後者でやりました。
まず移行先となる Windows 10 側で、現在使用中のバージョンである GitLab 8.12.1 を Docker for Windows で稼働させます。
CentOS 側で GitLab データのバックアップを行い、Windows 10 側でリストアを行います。
アップグレード
リストアが完了したら、GitLab のアップグレードを行います。
ちなみに、リストアした段階でプロジェクトの数が 0 で表示されるなどしましたが、8.12.7 にアップグレードしたら直りました。
今回は 8.12.1 から 10.1.0 までバージョンアップしますが、いきなりバージョンアップしても上手くいかなかったので、段階を踏んでバージョンアップしていきます。
ここらへんについては、以下に記載されているようです。
今回私が踏んだ手順は以下です。
- 8.12.1 から 8.12.7 にアップグレード
- 8.12.7 から 9.0.12 にアップグレード
- 9.0.12 から 10.1.0 にアップグレード
Docker を使用しているとここらへんがすごい楽なので良いですね。
Docker イメージのバージョンは以下を参考にしてください。