GitHub と連携できる CI サービスを使用して、WPF で作成したデスクトップアプリケーションの継続的インテグレーションを行ってみました。
.NET Core はクロスプラットフォーム対応なので、いろんな CI サービスが使えますが、.NET Framework は Windows 環境が必要なので、AppVeyor を使用します。
環境
- Visual Studio 2017
- .NET Framework 4.6.1
準備
AppVeyor に GitHub アカウントで登録(サインアップ)します。
New Project
を選択し、GitHub からリポジトリ情報を取得します。
CI を作成したいプロジェクトにマウスカーソルを当てて ADD
をクリックします。
appveyor.yml の作成
リポジトリのルート(≒Visual Studio のソリューションフォルダ)の配下に appveyor.yml
を作成します。
内容は以下のようにしました。
# appveyor.yml
image: Visual Studio 2017
configuration: Release
before_build:
- nuget restore
build:
parallel: true
project: ソリューション名.sln
なんか Travis CI とかと比較して情報が少ないですが、appveyor.yml
のリファレンスは一応以下にあります。
あとはこれを GitHub に Push すると、自動的にビルドが実行されます。
バッジの追加
CI 環境が整ったら GitHub にバッジを貼り、自己満足に浸ります。
AppVeyor の該当のプロジェクトの SETTINGS に Badges という項目があるので、そこでバッジの URL がわかります。
Markdown を選択し、コピーした内容を README.md に貼り付けます。