Bower が非推奨になったということで、代わりに npm を使用します。
環境
- Visual Studio 2017
- Node.js v8.9.4
package.json の作成
Visual Studio で作成
ソリューションエクスプローラーからプロジェクトを右クリックし、[追加] > [新しい項目] を選択します。
[npm 構成ファイル] を追加します。
すると、以下の内容で package.json
が作成されます。
{
"version": "1.0.0",
"name": "asp.net",
"private": true,
"devDependencies": {
}
}
npm で作成
以下のコマンドで作成することもできます。
> npm init
パッケージのインストール
Visual Studio からインストール
package.json
を変更します。package.json
自体の書き方については省略します。
{
"version": "1.0.0",
"name": "asp.net",
"private": true,
"devDependencies": {
"bootstrap": "^3.3.7",
"jquery": "^2.2.0",
"jquery-validation": "^1.14.0",
"jquery-validation-unobtrusive": "^3.2.6"
}
}
ソリューションエクスプローラーから package.json
を右クリックし、[パッケージの復元] を選択するとインストールされます。
プロジェクトルートに node_modules
というフォルダが作成され、そこにパッケージがダウンロードされています。
Package Installer
Visual Studio の拡張機能に Package Installer
というのがあり、これを使えばもっと簡単にインストールすることもできます。
Visual Studio のメニューから、[ツール] > [拡張機能と更新プログラム] を選択します。
[オンライン] から [Package Installer] をダウンロードします。
(npm
で検索するとすぐに見つかります。)
ダウンロード後は、一度 Visual Studio を再起動するとインストールされます。
パッケージをインストールするには、プロジェクトを右クリックし、[Quick Install Package] を選択します。
コンボボックスで npm
を選択し、インストールしたいパッケージ名を入力して install
をクリックするとインストールされます。
npm からコマンドでインストール
npm で直接インストールすることもできます。
例えば以下のような感じです。
>npm install jquery --save-dev
インストールしたパッケージを自動的に packages.json
に追加 --save-dev
を指定します。
デフォルトではパッケージのバージョンは最新となります。
このあとは
前述したとおり、npm でインストールしたパッケージは node_modules
に配置されます。
実際に ASP.NET Core で Web アプリケーションを動作させる場合は、wwwroot
に配置する必要があります。
これを自動化するためには gulp を使用するそうですが、それはまた今度書きます。