プログラムを中心とした個人的なメモ用のブログです。 タイトルは迷走中。
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2018/03/30

ASP.NET Core で npm を使用する

event_note2018/03/30 2:06

Bower が非推奨になったということで、代わりに npm を使用します。

環境

  • Visual Studio 2017
  • Node.js v8.9.4

package.json の作成

Visual Studio で作成

ソリューションエクスプローラーからプロジェクトを右クリックし、[追加] > [新しい項目] を選択します。

[npm 構成ファイル] を追加します。

すると、以下の内容で package.json が作成されます。

{
  "version": "1.0.0",
  "name": "asp.net",
  "private": true,
  "devDependencies": {
  }
}

npm で作成

以下のコマンドで作成することもできます。

> npm init

パッケージのインストール

Visual Studio からインストール

package.json を変更します。
package.json 自体の書き方については省略します。

{
  "version": "1.0.0",
  "name": "asp.net",
  "private": true,
  "devDependencies": {
    "bootstrap": "^3.3.7",
    "jquery": "^2.2.0",
    "jquery-validation": "^1.14.0",
    "jquery-validation-unobtrusive": "^3.2.6"
  }
}

ソリューションエクスプローラーから package.json を右クリックし、[パッケージの復元] を選択するとインストールされます。

プロジェクトルートに node_modules というフォルダが作成され、そこにパッケージがダウンロードされています。

Package Installer

Visual Studio の拡張機能に Package Installer というのがあり、これを使えばもっと簡単にインストールすることもできます。

Visual Studio のメニューから、[ツール] > [拡張機能と更新プログラム] を選択します。

[オンライン] から [Package Installer] をダウンロードします。
npm で検索するとすぐに見つかります。)

ダウンロード後は、一度 Visual Studio を再起動するとインストールされます。

パッケージをインストールするには、プロジェクトを右クリックし、[Quick Install Package] を選択します。

コンボボックスで npm を選択し、インストールしたいパッケージ名を入力して install をクリックするとインストールされます。

npm からコマンドでインストール

npm で直接インストールすることもできます。
例えば以下のような感じです。

>npm install jquery --save-dev

インストールしたパッケージを自動的に packages.json に追加 --save-dev を指定します。 デフォルトではパッケージのバージョンは最新となります。

このあとは

前述したとおり、npm でインストールしたパッケージは node_modules に配置されます。
実際に ASP.NET Core で Web アプリケーションを動作させる場合は、wwwroot に配置する必要があります。
これを自動化するためには gulp を使用するそうですが、それはまた今度書きます。

参考 URL