プログラムを中心とした個人的なメモ用のブログです。 タイトルは迷走中。
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2016/07/18

GitBucketのrootのパスワードを忘れたので再設定する

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GitBucketのrootのパスワードを忘れてしまった場合、H2 Databaseを直接変更してパスワードを再設定する必要があるみたいです。
H2 Databaseなんて全く触ったことありませんが、がんばってみました。
Windows環境でのお話です。

H2 Databaseのインストール

H2 Databaseが必要となるので、公式サイトからダウンロードしてきます。
ダウンロードしたら、ウィザードに従ってインストールします。

GitBucketの停止

データベースを操作するにはGitBucketを停止する必要があります。
今回の環境ではTomcatを使用してGitBucketを動作させているので、Tomcatを停止します。

データベースファイルのある場所

GitBucketのデータの保存先はこちらを参照してください。
ここにある data.mv.db というファイルがデータベースのファイルのようです。

H2 Databaseの編集

「スタートメニュー」→「H2」→「H2 Console」を起動します。
ブラウザが起動し、H2 Consoleの画面が表示されます。

以下のように入力して接続します。(※画像中のJDBC URLはダミーです。)

項目
JDBC URLjdbc:h2:C:/Windows/System32/config/systemprofile/.gitbucket/data
User Namesa
Passwordsa

接続が完了したら、テキストエリアに SELECT * FROM ACCOUNT WHERE USER_NAME='root' と入力し、Run を押します。

SQL文が実行され、rootアカウントの情報が表示されます。
画面下部にあるEditボタンを押すとテーブルの編集ができます。

編集したい行(ここではrootアカウントの行)の鉛筆マークを押すと、その行の内容が編集できます。

パスワードを変更します。
注意点として、パスワードはSHA-1のハッシュ値を入力する必要があります。
ハッシュの計算はググればオンラインツールなどがいろいろあるので、検索してみてください。
編集が終わったらレ点のボタンを押すと変更が完了します。

画面左上にある以下のアイコンを押すと、データベースとの接続が解除されます。

接続を解除しておかないとGitBucketがデータベースに接続できません。
または、タスクトレイからH2 Consoleを終了してもOKです。

GitBucketを起動し、データベースの変更が反映されているか確認します。

参考URL