WSL について、Windows のコンポーネント(組み込み)として提供されているものと、Microsoft Store で提供されているものがあるのを知りました。
きっかけは、WSL2 上の Ubuntu で systemd を使おうとしたら使えなかったことで、調べていくと WSL 自体のバージョンが 0.67.6 以降だと systemd が使えることがわかりました。
WSL 自体のバージョンは以下のコマンドで確認できるらしいのですが、
> wsl --version
私の環境ではバージョンが表示されず、コマンドの説明が表示されてしまいました。
これは、どうやら WSL のバージョンが古いのが原因らしく、最新版は Microsoft Store からインストールできるらしいと。
ここで、2022年11月に正式版としてリリースされたストア版の WSL を知り、自分が使っていたのは「Windows の機能の有効化または無効化」からインストールしたコンポーネント版で、古いプレビュー版の WSL だということを知りました。
ストア版の WSL は普通に Microsoft Store で検索すれば見つかるので、そこでインストールするだけです。
尚、既にコンポーネント版を使っていてもストア版をインストールして使えるようですが、私の環境では Ubuntu 22.04 を起動しようとすると Error code: Wsl/Service/CreateInstance/MountVhd/ERROR_FILE_NOT_FOUND
のエラーが出てしまいました。
これについては、以下を参考に WSL から Ubuntu 22.04 の登録を解除すれば直りました。