markdown だけでなく asciidoc も使えたら便利なので。
以下の記事で作成した環境に対して asciidoc を使えるようにします。
調べたところ以下のプラグインを使えば出来そうだったので、これを使ってみます。
Gemfile の変更
ドキュメントの通りに、Gemfile
に以下を追加します。
group :jekyll_plugins do
gem 'jekyll-asciidoc'
end
_config.yml
に以下を追加します。
plugins:
- jekyll-asciidoc
尚、jekyll-asciidoc
は他のプラグインより先に記述する必要があるそうです。
詳細は以下を参照してください。
これで、_post
フォルダ内に asciidoc で書いたドキュメントを追加すれば OK です。
ファイル名は Jekyll の決まりとして、YYYY-MM-DD-title.adoc
のように日付が入っている必要があります。
以下、サンプル通りに記事を作成してみました。
= Sample Page
:page-layout: post
:page-permalink: /sample/
:url-asciidoctor: https://asciidoctor.org
This is a sample page composed in AsciiDoc.
Jekyll converts it to HTML using {url-asciidoctor}[Asciidoctor].
[source,ruby]
puts "Hello, World!"
ただし、layuout
は post
に変更しています。
レイアウトについては以下。
これできちんと表示されることを確認しました。
include ディレクティブを使用するときの相対パス
asciidoc では include
ディレクティブを使用して他の asciidoc ファイルを読み込むことができますが、このままやっても上手く描画されませんでした。
同様の内容が issue に挙がっていました。
ベースディレクトリの設定がデフォルトではプロジェクトルートになっているので、ソースディレクトリとなるように設定すれば良さそうです。
_config.yml
に以下を追記すれば上手くいきました。
asciidoctor:
base_dir: :docdir
safe: unsafe