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2022/11/30

Grafana でアラートを設定する

update2023/09/11 event_note2022/11/30 5:46

Grafana で任意の値が閾値を超えたら(または下回ったら)アラートを発報するように設定します。

設定方法は Grafana のバージョンによって大きく異なるようですが、今回使用した Grafana 9.1.0 では、以下の3段階で設定を行うようです。

  • Alert rules: アラート条件の設定
  • Contact points:通知先の登録
  • Notification policy:アラート条件と通知先の関連付け

環境

  • Grafana 9.1.0

アラート条件の設定

  1. 左のサイドメニューより、Alerting > Alert rules をクリックします。
  2. New alert rule をクリックします。
  3. 1. Set a query and alert condision で監視したい値や閾値を設定します。(具体的な設定例は後述します。)
  4. 2.Alert evaluation behavior でアラート保留状態となる時間を設定します。
    デフォルトでは1分毎に評価し、アラートを検出した後5分が経過したら通知が行われるようになっています。
  5. 3. Add details for your alert でこのアラートの名前や説明を記載します。
  6. 4. Notifications で通知先のラベルを指定します(後述)。
    指定しなかった場合はデフォルトの通知先が使用されます(後述)。
  7. 設定が完了したら画面右上の Save で保存します。

通知先の登録

  1. 左のサイドメニューより、Alerting > Contact points をクリックします。
  2. New contact points をクリックします。
  3. Name で適当な名前を付け、Contact point type で通知方法を選択します(後述)。
  4. 設定が完了したら Save contact point で保存します。

具体的な設定例

通知先によって異なるため、別記事にまとめます。

アラート条件と通知先の関連付け

  1. 左のサイドメニューより、Alerting > Notification policies をクリックします。
  2. デフォルトの通知先の変更や、特定のラベルのアラートに対する通知先を設定します(後述)。
  3. Save policy をクリックして保存します。

デフォルトの通知先を指定

  1. Root policy の右側にある Edit をクリックします。
  2. Default contact point でデフォルトの通知先を指定します。

特定のラベルに対する通知先を指定

  1. New specific policy をクリックします。
  2. Add matcher でラベルの条件を指定し、Contact point で通知先を指定します。